藤堂 平助 [CV:吉野 裕行]
新選組八番組組長 新選組幹部の最年少。
祭好きの江戸っ子で、人の輪や剣の修羅場に真っ先に乗り込む
野次馬根性の持ち主。
●● あらすじ ●●
幕末、文久三年——
主人公である雪村千鶴は、江戸育ちの蘭方医の娘。
父の綱道は娘と離れ京都で仕事をしていたはずだった。
連絡が取れなくなった父を心配した千鶴は京都を訪れる。
千鶴がそこで見たのは、
血に飢える化け物を切り伏せる新選組の隊士だった——。
新選組と奇なる縁により結ばれる千鶴。
行方不明の父を捜すうちに主人公の前に現れる謎の刺客たち。
やがて明らかになる新選組の秘密——羅刹の存在——。
狂った時代の中で、理想と信念を胸に刀を振るう男達。
幕末の争いの影で、新選組の闇の争いが始まる——。
【羅刹】
幕府の命により雪村綱道が新選組で行っていた実験により生み出された存在。
渡来の「変若水」によって人間の力や治癒を数倍にも引き上げるが、
昼夜生活が逆転したり、血の臭いに我を忘れるなど問題が多い。※ 以上、公式サイトより抜粋 ※
久しぶりに、京の町に帰ってきたよー ヽ(・∀・)ノ ワーイ
やっぱり薄桜鬼が好きだ♪
上の画像は公式サイト様で配布されてるPSPサイズの画像なんですけど、管理人のPSPの壁紙はもっぱらコレです!
電源入れれば平助くん。
ソフト入れ替えするたびに平助くん。
他の乙女ゲーをプレイし始める前にも平助くん。
どんだけ好きなんだ(●´艸`)w
書きたくて堪らんかった薄桜鬼の記事ということで、あらすじなんてものも載せて気合い入れてみました!
この気合いが空回りしないようにしないと……
でももう若干空回ってる気が……(・・;)
できるだけ自重しつついこうと思いますが、うまく抑えられるか……
もう前もって謝っておきます、スミマセンm(_ _)m
BGMも背景も懐かしいな〜♪
帰ってきたよー!と序盤からテンション上がりました。
でも、DSでの乙女ゲーは初めて…
容量の問題とか画面の大きさとか解像度とか、比べちゃいけないのは分かるんだけど、画質悪っ!画面ちっさ!音悪っ!と、嘆きました……(TдT)ウゥ
プレイしていくうちに慣れていってそんなに気にならなくなるんですけどね。
ただ、ため息とか囁き声のボイスの時だけ音量が大きくなってやたらノイズが混じるのは、何時まで経っても気になったな…。
もし今ポータブルかDSで悩んでる方がいたら、ポータブルの方がオススメです!
ということで、シナリオ振り返りながら感想をば*^^*
久しぶりの薄桜鬼ってことで、OPムービーやら序章の沖田・斎藤の登場シーンやら月を背負った土方さんやらにいちいち思い出しニヤニヤする私……(*´ω`*)ムフフ…←(気持ち悪いのは自覚済みw
屯所に連行されてすぐの頃、男だと決め付けた発言をしてくる藤堂をにらむ千鶴。
「……な、なんだよ」「さっき、【男なら】って仰いましたけど……
事情も聞かずに人を殺そうとするのは、
男子として恥ずかしいことじゃないんですか?」「おまえさ、口の利き方に気をつけろよ。
自分がどんな立場かわからないわけ?
そっちこそ、男らしい態度取れば?
オレらの事情を素直に受け入れればいいじゃん」「でも私、別に男じゃないですから」…………。
………………。「もしかしてさ。……女、とか?」「はい」そういえば、最初の頃はこういう冷たい言われ方してたっけなぁ〜とか、懐かしんでみたりしてw
これで女だってバレてからは、いつも明るく優しく接してくれるので、逆にこういう冷たい口調の方がレアですよね。
周りのみんなは殆ど気付いてたっていうのに、全然気付いてなくて慌てる平助くんと新八っつぁんが可愛いなーw
あと、序盤でハートを鷲掴みにされたのはこのシーン!
島原に出かけるって言う左之さん&新八と玄関のところで話していると、平助くんがパタパタ走って現れて…
「——あれ、千鶴? まさか、おまえも行くの?」「私は、まだ外出が禁止されてるから。
土方さんに怒られるといけないし。
……でも、藤堂さんも島原に行くの?」「ああ、そうだけど……って、千鶴。
藤堂さんとか他人行儀な呼び方やめようぜ」「え? でも、私……」「平助でいいよ。皆もオレのこと平助って呼ぶし。
これから、しばらく一緒に暮らすんだしよー」「ええっ!? ……いいのかな」うん、と大きく頷く彼。
「……じゃあ、平助君?」「そうそう。んじゃ、千鶴。今日から、改めてよろしくな!」へーすけーーーー!!!!!
最初っから凄い気にかけて良くしてくれるんですよねー!
なんて素敵な人なんだろうか……(;□;)♡
他キャラ√プレイしてても、このシーンは心の癒しでした…♪
アニメでも、一緒に晩飯食おうぜって誘ってくれるの平助くんだし。
皆でワイワイ夕飯を食べていると、突然広間に入ってくる源さん。
そして彼が告げたのは、山南さんの負傷…。
武士の命である刀を握る為の腕、左腕に深い傷を負ってしまうんですよね。
命に別状はないと聞いて千鶴はホッとするけど、みんなの表情は冴えない……
この瞬間に武士としての山南さんは死んでしまった……
そしてこの時、『新選組』と『新撰組』の秘密について少し触れてしまいます。
そして池田屋への討ち入り!
沖田・藤堂が重症を負わされてしまって、どっちを助けに行くかとの選択肢が!
懐かしいなぁ〜。
ポータブルをプレイした時は、まず沖田さんからスタートしたから、
この選択肢が出た時にPSP片手に悶え転がったなぁ〜。
へ、平助くん助けに行きたい…でも、沖田さんを進めるって決めたし…
……で、でででも、平助くんが……っ!!
ってな具合に後ろ髪引かれまくりながら、沖田さんを選んだ記憶がありますww
ってことで、今回は心置きなくビシッと平助くんを選択っ!!
身長はそんなに変らないのかもしれないけど、傷を負って血を流しながらも守ってくれる背中はすごく大きく感じるんだろうな〜。
その後、長州の襲撃に備え、出陣する新選組。
禁門の変(長州の過激派浪士たちが御所に討ち入った事件)が起こる!
でも、怪我人組は屯所でお留守番だから、千鶴も一緒にお留守番…。
そして屯所を西本願寺に移そうという話が持ち上がって、
あれ?なんか、ここでナチュラルに伊東さん登場してきたんだけど……
PSPの時はちゃんとした下りがなかったっけ??
短くなってるのかなぁ? 気のせい??
それとも、平助√進めようとしてるからとか?
いや、それはないな……
この辺から山南さんが本格的に暗い感じになり、とうとう羅刹化!
表向きは死亡扱いで、幹部達しか生きてることを知らないということに……
大勢の隊士達から山南さんを隠すにはやっぱり広い屯所に移転しようということになり、新選組は西本願寺へと屯所を移します。
伊東さんが出てきた辺りからこの辺まで、平助くんは江戸に出張に出ていて登場シーンはナシでした(´・ω・`)チェッ
そして久しぶりに帰ってきた平助くんと巡察!
でも元気が無いというか、彼の様子がどこかおかしい……
大通りで沖田さんとも合流するんだけど、
咳き込み始める沖田さん…………
沖田さーーーーんっ(;Д;)!!!!!ここで南雲薫に遭遇するわけなんだけど、そんなことより咳き込む彼ですよ!
はぁ……今回は平助√なのに、早くも切なくなってきた……
(´;ω;`)ウッ…
そして将軍上洛との知らせが届き、将軍様の警護をする新選組。
またもや沖田&藤堂はお留守番。
じゃぁ私もお留守ばーん!って思ったけど、今回は強制参加w
二条城の警備の交代を知らせるために千鶴が走りまわっていると、ふと殺気を感じ、そこには……
千景様を筆頭に鬼3人組が登場っ!!
土方さん達に守ってもらい、その隙に屯所に逃げ帰る千鶴。
平助くんの傍にいれば安心だと彼のところへ行くと、やっぱり寂しそうな様子……
今回の上洛警護も、体調が悪いっていうのは嘘で本当は行きたくなかっただけで…
長期の江戸への出張から戻ってくると新選組は幕府の犬に成り下がってしまっていて、そんな新選組がなんか嫌でやる気が出なかったらしい。
平助くんは攘夷の考えが強いのかなぁ…
ここで健康診断!
やっと松本先生に会うことができて、変若水のことや羅刹の話も詳しく知ることになります。
で、肝心の健康診断の方は散々な結果らしい!
怪我人と病人合わせると隊士の3分の1になるとかで、こりゃマズイ!!って事で皆で屯所の掃除をすることに。
その翌日、綺麗になって気分がいいな〜これからは毎日掃除するか!って話をしてたら、新八が「おう、頼んだぜ、平助!」と平助に丸投げしてきて、
「なんでオレだけなのさ!?
体力自慢の新八っつぁんが怠けてどうするんだよ」「あ、私も手伝いますよ? もちろん」「お、そかそか。じゃあ、明日からふたりでがんばろうなー!」という、なんだかオイシイ感じの流れになってましたw
この時の平助くんの「そかそか」が可愛いんだよな〜♪
音声再生で数回リピートしましたとも +.゚(*´∀`)b゚+.゚バッチリ
この後、斎藤さんと巡察中にお千ちゃんに会ったり、
制札が引き抜かれて鴨川に捨てられるという事件が起きたり、
山南さんが薬に魅入られておかしくなり始めたり、
沖田さんの体調が本格的に悪くなり始めたりして……
ある晩、羅刹隊士が千鶴を襲い止めに来た山南さんも気がふれてしまって大騒ぎになって、それを聞いて駆けつけた伊東さんに一部始終を見られてしまいます!!
あぁ…いよいよこの時が来てしまった……。゚(゚´Д`゚)゚。
御陵衛士として、平助くんと斎藤さんが行っちゃう時が……っ!
千鶴はなんとか平助くんを説得しようとするんだけど…。
「尊皇攘夷とか佐幕とか……。
誰が正しいとか、どっちが正しいとか……。
やってみないとわからないと思う。
それに……伊東さんも伊東さんで、何か企んでるんだろうってことも
わかってるんだけどな」「だったら」「それでもオレは、この国のためには何が必要なのかってことを
見てみたいんだ。だから、今回は伊東さんについて行くんだ」「平助君……」「でも、一つだけわかってくれよ。
オレは、皆のことが嫌いになったわけじゃないから」「うん……わかるよ……
でも私は……平助君ともっと一緒にいられたらって……」「うん……ありがとうな。そう言ってくれてうれしいよ。
そりゃオレだって、おまえと離れるのが寂しくねぇって言ったら、
嘘になるけど……だからって、その……オレだってつらいんだぜ。
だけどよ、行くって決めたんだ……オレだって男だからさ」「うん……わかったよ、平助君」「オレのほうこそ、今までありがとな」「うん……、平助君の気持ちを話してくれて、本当にありがとう」「はぁ……よかったぁ。
おまえには、ちゃんと伝えておきたかったんだ」説得叶わず、彼は伊東派と共に出ていってしまった…
はぁ…ストーリーを知っちゃってるとはいえ物哀しいなぁ(・ε・`)
平助くん、ああ見えて本当はすごく色んなこと考えてるんですよね。
近藤さんは将軍様のことを、
土方さんは新選組のことを、
斎藤さんは土方さん、沖田さんは近藤さんを通して新選組のことを、
それぞれ一番に考えていて、これって決めたものがあるから迷いなく選択できるけど、平助くんは自分にとって何が一番なのか決めあぐねていて…
でも新八や左之さんみたいに上手く力抜いて考えることも出来なくて、フラついちゃったりするんだろうな。
平助くんのいない屯所は、なんか味気ないぜ…(´・ε・`)
その後お千ちゃんが会いに来て、千鶴が鬼であることや風間が千鶴を狙う理由が発覚。
新選組にいるよりも私たちと一緒にいた方が安全だって言われるけど、千鶴は新選組に残る道を選びます。
そしてその日の夜に風間達の襲撃!
屯所の外で平助くんに助けてもらうけど、もう自分は新選組じゃないから…とそそくさと去ってしまう彼……
そして、この騒ぎが原因で不動堂村屯所へ移転する新選組。
ある日原田と巡察中に新八に会い、大政奉還やら新選組が幕府寄りじゃなく完全に幕府の一部になったことやらを、色々教えてくれる新八っつぁん。
「……永倉さんって、実はすごく政治に詳しい人ですか?」「ひとつ聞いていいか?
……今まで何だと思ってたんだ、俺のこと」
え、それは、筋肉バ(ry……w
ご、ごめんっ!怒んないで新八っつぁん!!
健康診断であれだけ見せつけられたら、もうそうとしか思えないってw
こんな感じで、平助くんにはノータッチのまま話は進んでいき、
いよいよ本格的に平助分が足りなくなってきたところで、坂本龍馬暗殺事件が発生。
スパイ斎藤が帰って来るー!ヽ(*´∀`)ノ ワーイ
どうやら御陵衛士は、羅刹隊の存在を公にして幕府を貶め近藤局長を暗殺しようと計画しているらしく、先手を打つために伊東さんを暗殺することに……
御陵衛士も斬ることになるから、平助くんを呼び戻すとしたら今しかない!!ってことで、千鶴も作戦に同行します。
御陵衛士を誘き出して罠にかける新選組。
でもそれも薩摩の罠で、不知火・天霧率いる薩摩の兵たちに囲まれてしまう新選組&御陵衛士。
そして3軍入り交じっての戦闘が始まり、誰が敵で誰に味方すればいいのかわからず混乱して孤立する平助くんのもとへ駆け寄る千鶴。
新選組に、戻ってきて欲しいと必死で説得するけど…
「——オレ、は……。今更……今更戻れないって……
伊東さんにつくのが国のためになる……
そう思って、こっちの道を選んで……ここまできちまったんだ……」「今も……今も、平助君はそう思ってるの?」伊東さんも間違ってると思うけど、だからって伊東さんを殺す新選組もどうかと思う……と、答えを見つけられない平助くん。
「……やっぱさ、自分の道って、
人についてくだけじゃ駄目だったのかもな……」「戻りてぇな……。
でも、もし新選組に戻ったって、今のオレは、
なんのために戦えばいいのかわからねぇけどさ」二人が話していると、「なにをしている藤堂!こいつは新選組だろうが!斬れ!」と言いながら御陵衛士の人が千鶴に斬りかかってくる。
すると平助くんは身を翻してその衛士に攻撃を加え、千鶴をかばってくれるんです!
でも、これは平助くんにも予想外の行動だったらしく、自分のしたことが信じられないという様子で自分の手を見つめて…
「今この時は思想なんてどうでもいい。
佐幕派も、尊皇派も、関係ない。
相手が人だろうが、鬼だろうが、関係ない」そして、こっちを振り向いて笑顔で、
「……オレが守ってやるよ。
おまえを狙う全ての敵から、オレがおまえを守ってやる」かっこよすぎるんですけどーーーーー。・゚・(ノД`*)・゚・。!!!!!
スチルもかっこいいし、セリフもかっこいいし、平助分が足りてなかったこともあって5割増で悶えたよww
吹っ切れた平助くんは相当男前だな〜〜。
でもこの後、千鶴を守る為に刀も脇差も失ってしまった彼は天霧の渾身の一撃を受けて瀕死の状態に……っ。・゚゚・( i □ i )・゚゚・。
やられる直前、丸腰になってしまったというのに【千鶴が無事で良かった】と言いたげに笑う平助くんがもう、彼らしいというかなんというかとてつもなく切なくなった(TдT)
そして血だらけで倒れながら苦しそうな声で、
「……おまえのこと、もっと守ってやりたかったのにな……、
へへ、格好……わりぃ……」全っ然格好悪くなんかないですからーーー!!!!!
あぁもう、身体に響くから喋らないでー。゚(゚ノД`゚)゚。
この油小路のシーンは今こうやって記事書きながら思い出すだけで、萌えと切なさが同時に胸を襲うよ……
命に別状ありまくりの瀕死の重傷を負った平助くんは、生き延びるために変若水を飲むことに。
山南さん同様表向きは死亡扱いになり、羅刹隊の隊舎で人目を忍んで生活するようになった平助くん。
気になって彼の様子を見に行くんだけど、羅刹になってしまったということもあって、二人の間になんか初対面みたいなぎこちない空気が流れちゃうんですよね……
でもこのシーン、千鶴頑張ります!
「あの……少し、そばにいてもいいかな?
ううん……少しと言わず、迷惑にならない範囲で
できるだけそばに居たいんだけど駄目かな!?」一生懸命歩み寄るその姿を見て、元気出てきたって笑う平助くん。
「おまえはすごいな。ありがとよ」「そんな、お礼を言われるようなことじゃないよ。
それに……私だって、平助君にはいつも元気をもらってたから」「そうか?今、オレのもらった分の方が多いんじゃねえかな?」「じゃあ……私、そばにいてもいいんだよね?」「ああ、もちろん」「よかった……
あ、少しの間だけじゃなくて、
迷惑にならない範囲でできるだけ、でいいんだよね?」「オレが迷惑だって思うことはないからな。
おまえがそうしたいと思う限り、そばにいてくれよ」「いいの?」「ああ。きっとそれで、元気になるのはオレの方だからな」なんなんだ、この初々しく照れあう二人は!w
可愛いなぁもう(*´ω`)
平助くんはすごくわかりやすく照れてくれるから、可愛さ倍増だよ!
この後、王政復古の大号令が下され朝廷が政治を行うことになり、世の流れは幕府や新選組にどんどん不利な状況へと動いていき、そして個別√に突入!
ここからは常に平助くんと行動出来るわけで、もう天国のようだw
全てのシーンの感想を書きたいくらいなんですが、そんなことしたら記事の長さがとんでもないことになっちゃうので、ここ!っていうシーンを掻い摘んで書こうと思います。
まずは鳥羽伏見の戦いのシーン!
新選組の守る伏見奉行所に薩長軍が攻めてきて激しい戦いが勃発。
平助くんは千鶴を背に守りながら応戦するんだけど…
「……オレはもう人間じゃないんだ、
そんな程度じゃ死ねねぇんだよ……」と、だんだんと様子がおかしくなる彼。
いつもと違う血に酔ってしまっているような様子に不安を覚え、充分戦ったから一旦下がろうと言うのだけど、
「……何言ってんだよ。
まだいるだろ……? 次の敵……
次の血が……!」髪の毛がみるみる白くなっていって、完全に我を失い自分の手についた返り血に舌を伸ばそうとする彼を必死で止める千鶴。
そして我に返った平助くんは自分のしようとしてたことに愕然として、
「あ……あ……オレ……オレは……!
オレ、もう駄目かもしれない……
どんどん人間じゃなくなってく自分が、怖い。
血が欲しくて……気が、狂いそうだ……」「平助君……大丈夫だよ、落ち着いて。
平助君は、ちゃんと人間だから……!」「だけど! もう、今のオレは……!
黄昏が夜明けに見える! 月が太陽に見える!
人の——血を浴びるのが気持ちいいんだよ!」もう人間じゃなくなってしまった苦しみが声に滲んでいて……
吉野さん、演技がさすがですっ!!
スチルの苦しげな顔がまた、胸を締め付ける…つД`)・゚・。ウゥッ……
山南さんは「……ええ、それで良いんですよ、藤堂君。本能に従いなさい」とか言っちゃってるし…。
平助√のラスボスは山南さんなんですよね。
はぁ〜、本当は彼もいい人なんだけどな〜(´`;;
そしてここで例の選択肢が!!!
・血を与える
・薬を与える
・我慢させる懐かしいな〜この3択!!
初めてプレイした時はドキドキしながら【血を与える】を選んだっけ(*´∀`*;)ウフフ
この後、劣勢になった新選組は奉行所から撤退し、二人で大阪城へ向かって森を歩いている最中に、平助くんがポロッと弱音を零すんです。
「幻滅するかもしんないけど、オレ、
大義のためにまだ死ねない……みたいな理由じゃなく、
ただ、死ぬのが怖くて変若水に手を伸ばした。
でも、そこで羅刹になってまで、生き延びたのに……
今また、羅刹になんかならなきゃよかったと思ってる。
なんなんだろうな——オレ——。
自分で決めて伊東さんについてった時だって、
皆と一緒の時のほうが楽しかったって……、
後になってやっぱり後悔してたんだ。
自分で決めた道なのに、
いつも後悔して、迷って、やめたくなって……。
こんなんばっかりだ……オレ、最低だ」羅刹になるキャラクターの中で、こうやって後悔の念を零すのは平助だけなんですよね。
迷って迷って後悔して、しかもその本音を隠さずに言う。
荒れ狂う幕末の世を生きていくには少し未熟な部分があるのかもしれないけど、そんな人間臭いところが彼のいいところだとも思うよ、私は。
そして、平助くんだけじゃないよ、私だって皆だって同じだよって励ます千鶴がまた健気で…。
羅刹でもなんでも平助くんが生きててくれて嬉しかったと本音を言いつつ、でもなりたくて羅刹になったわけじゃないっていうのを知ってるから、できる限りの笑顔を作って「私、すごくわがままだよね」と付け足す千鶴。
なんていい子なんだ(つд;*)
この一言で平助はだいぶ救われたと思うよ…。
森で風間&天霧に遭遇してしまい戦闘になった時も、
「今までさ、迷って後悔しての繰り返しだった、オレだけどな……
たとえ身を羅刹と化しても、おまえを守りたい……
その気持ちだけは、迷いも後悔もない。……そう思いたいんだ」って言ってくれるし…!
でも、直ぐ様そこにお千ちゃんと君菊さんが現れて、なんと、私があんたの子を産んであげるから千鶴ちゃんからは手を引きなさいっていう展開に!!!
これにはチョットびっくりしたw
風間との仲が平和的に解決されたのはいいけど、
風間も含め薄桜鬼キャラ好きすぎる私的には、お千ちゃんにちー様取られちゃったような気がして、ちょっとしょんぼりです……(・ω・`)
(最愛キャラ攻略中だっていうのに…ww)
大阪城に着くやいなや、将軍様はもう江戸に撤退しているということで新選組も江戸へ撤退。
そして江戸と言えば千鶴の実家!
もしかしたら羅刹に関する資料が残ってるかもしれないからってことで、山南さん・平助くんと一緒に実家へ行くことに。
「前来た時も一通り調べたけど今回は目的が違うからな〜」と言う平助くんに、「一通りってことは……私の部屋とか見た?」と言う千鶴。
「い、いや、入ってねえよ!?
つーか、どこがおまえの部屋とかわかんねえし!」なんだ、この付き合い始めた幼なじみみたいなこそばゆいやり取りはw
微笑ましいぜ、チクショー(´∀`*)
そして、同じく家に来ていたお千ちゃんが羅刹の情報をくれるんだけど、それは【羅刹は、力を使うことで命を削っている】というもの。
羅刹はいついきなり死ぬかわからないって言われたのに、無理に明るく振る舞う平助くんを見て、無理しないでと言う千鶴。
「……ありがとな、千鶴。
でも、無理するなっていう約束は……、きっと聞けないと思う。
オレ見栄っぱりだからさ、無理でも強がりでも、やっぱ惚——
おまえの前だと格好つけたくなるんだよ」今、「惚」って言ったね?言ったよね??ww
私こういうの好きなんですよね〜(●´艸`)ムフフ
『あっ、ヤベッ!本音漏れた!』みたいなやつw
そして、新選組が甲陽鎮撫隊として出ている間、平助&羅刹隊とお留守番。
最近現れる辻斬りの手口が京にいた頃の山南さんの浪士の始末の仕方と似ているってことで、山南さんを警戒しつつ、頼まれた武器弾薬の調達を進める二人。
怪しい動きはないしもう大丈夫かもと思ったその時……辻斬り発生!
薩摩に辻斬り退治を依頼された風間と合流して犯人を探すが見つからず、屯所に戻るとそこには山南さんとお千ちゃんが……
キスしてるーーー!!!!! はぁ!?? (;゚Д゚)wそりゃ、
「え……? ええ……!?」
(あれって……その……
口づ……ええ……!?)ってなるよ!w
今まで欲望のままに血を飲み続けたせいで山南さんは進化したらしく、自分の血を与えるだけで人を羅刹にすることができるとか……
北の地に羅刹の国を作るとか言ってお千ちゃんを拉致って逃げてしまいます。
この後、
原田・永倉が離隊したり、
近藤さんが新政府軍に捕縛されてしまったり、
新選組は会津に移動したり、
洋装にチェンジしたり、
(相変わらずかっこいい! でも個人的には髪長い方が好きです♪)
「おまえが似合うっていうならもう少しこの格好でいてもいいかな」って平助くんがデレたりして、
いよいよラスボス山南さんとの対決へ!
最近、羅刹の話題になると自虐的になってた平助くん……
彼が仙台に一人で乗り込んで山南さんを巻き込んで死ぬつもりでいることに気付いた千鶴は、ビンタしてこう言うんです。
「平助君は、まだ生きてるのに……
それなのに、生きるのを諦めて死ぬほうを選んじゃうぐらい——
皆と一緒に生きてきたこの世には、価値がないって思うの?
戦って果てたほうがマシだ、なんて……。
そんなの、ひどすぎるよ……!
私はこんなに、平助君を失いたくないと願ってるのに!!
私は……、諦めたくない……
平助君と一緒に生きる方法を、なんとか死なずに済む方法を、
絶対に見つけたいの……!」「方法を探す時間なんてないかもしれないんだ。
おまえは……本人が諦めてんのに、どうしようっていうんだよ……
……探しに行こうとしたって、
この脚が、今すぐに崩れるかもしれないんだぞ」「だったら、私が支えるよ……」「……手が届きそうになったって、
この腕は、今すぐに崩れるかもしれないんだぞ……!?」「だったら、代わりに私が手を伸ばすよ……!」千鶴、かっこいいよ…(T_T)
「オレはさ……言われていきなり前向きになれるほどガキじゃない。
正直、羅刹を救う方法があるなんて信じられない。
けど……
方法があるって信じてるおまえを、信じることはできると思う。
いつ死ぬかわからない身だけどさ……
おまえのために、もう少し生きてみるよ」へ、平助ぇー(´;ω;`)
何回迷ったって、何回諦めたって、きっとその度に千鶴が背中を押してくれるよ(●´∀)●。_。)●´∀)●。_。)ウンウン
そして一緒に仙台城へと向かう二人。
この後の切甘いシーン、大好きです…!
薄桜鬼って本編は糖度低めだけど、でも、この切ない余韻を残すような感じがイイ!
仙台市内で羅刹兵に襲われ、近くの空き家に身を隠す平助と千鶴。
吸血衝動が起きてしまった彼に血を与えて、それから少し経ってポツリポツリと言葉を交わす二人…
「またおまえに助けられちゃったか……。
……ありがとな」「……助けられたなんて、そんな大げさなことしてないよ。
私は、こうすることぐらいしかできないし……」「いや、オレは助けられてばっかりだよ。
きっと、羅刹になる前から、ずっとさ……
……オレさ、ずっと考えてたんだよね。
血に狂う化け物になったオレは、どう生きるべきなのかって」「化け物なんて、そんなことない——」「……いいんだよ。
呪われた身でも化け物でも、この命、この身体、
おまえのために使えるなら悪くないと思ってるから。
オレは、羅刹。
この身は確かに、さっきまで斬り伏せた敵と同じものなんだ。
あいつらと違うのはたった一つだけ。
——おまえがいるかいないかだけだ」「平助君……そんな言い方されると……
私、あなたに私が必要なんだって思っちゃうよ……?」「……ああ。
羅刹が、血を吸わなきゃ生きられないのと同じ。
オレは、おまえといなきゃ——
生きられない——。
この気持ちは、決して譲らない。譲れない。
どんなことがあってもオレはおまえを守りきる。
だから……この先も一緒にいてくれないか」想いを満足に伝えられない言葉の代わりに口づけを交わすんです。
大好きな人と気持ちが通じ合ってすごく幸せだけど、でも彼はいつ死んでしまうかわからないという一抹の不安…。
もう、切ないような愛しいような感じで……泣けてくる……;;
平助くんのいつもと違う静かな声が、や、やばい( TДT)
なんていい仕事するんだ吉野さんっっ!!
そして、
「こいつは、オレのかたわらにいてもらわなきゃならない
女性なんでね」というなんとも萌えるセリフを挟みつつ、
君菊さんに導かれ城内に侵入。
風間も合流し、いよいよみんなでラスボスと対峙する時が…!
ニヤけちゃいそうなセリフもあるんですが、
ここはチョットとばして、(えw
軍配は平助くんに上がり、山南さんは心臓を貫かれ倒れます。
「オレの最後の一撃。
山南さん……、止められたのに、止めなかっただろ……?」っていう平助の言葉に山南さんは、
「……いいえ、止められませんでした。
人であるときのことを思い出したら——、
左腕が動かなかったんですよ」
って……つД`)・゚・。・゚゚・*:.。
完全に悪役になってしまったと思っていた昔の仲間が最後に見せた人間らしさ…
山南さんは死んでしまったけど、羅刹としてじゃなく人として死ねたような気がして、良かった……
無事戦いも終わり、綱道さんが変若水の改良に用いたのは雪村家の故郷の水だから、その土地で暮らせば羅刹に何か効果があるかもしれないと教えてくれたのは、なんと風間!
ツンデレ f(・・)?
いや、ツンツンツンツンツンデレくらいかw
そしてED!!
風間が教えてくれた情報を頼りに、千鶴の故郷で穏やかに暮らす二人。

へ、平助くんの膝枕……っ!!
なんという幸せ……(-∀-。)♡
でも、幸せなだけで終わらせてくれないのが薄桜鬼ですよね。
ウトウトと新選組の皆の夢を見ていたと千鶴が話すと、
「……オレは傍にいた?」「……ん……どうだったかわからない。
最初はいたような気がするけど、
途中から離れてしまったような気もする」「大丈夫、オレはおまえのそばにいるよ。
陽が落ちても、月が昇っても……
いつか別れる日が来ても、
それでもオレはおまえの傍に居続けるから」そ、そんな…別れる日が来てもだなんて……。゚(゚´□`゚)゚。
今は体調も良く発作もなくなったけど、今まで何度も羅刹の力を使ってきてしまった平助くんが千鶴より先にいなくなってしまうのはなんとなく眼に見えていて…
はぁ〜、2回目のプレイだっていうのに、やっぱり泣いたぜ(TдT)
なんか、一人目っていうのと最愛キャラだっていうのが相俟ってメチャクチャ長い記事になっちゃってスイマセン……
やっぱり自重できなかったー orz
それもこれも、薄桜鬼が面白いせいだっ!
(●`ε´●)ノ < ソ-ダ、ソ-ダー!!
乙女ゲー歴浅いなりに何本かソフトプレイしたけど、どれも面白いけどやっぱり一番は薄桜鬼だなー。
これを越えるものに出会えるのはいつになることやら…
ということで、今回はこの辺で*^^*
ここまで読んでくださった乙女様に全力で感謝とジャンピング土下座を!
いや、土下伏せをっ!!
本当にありがとうございます(●´・ω・)(●´_ _)
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